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  • 執筆者の写真山田

セラピストとして「楽しく生きる」



作業療法士の山田です。

臨床の疑問を解決しよう会という研修会を主催しています。

本日は、「楽しく生きる」をモットーとしている山田が、セラピストとして「楽しく生きるには」について記事にします。



 

人生の中では、「仕事」をしている時間が一番長いので、「仕事が楽しく」なれば楽しく生きられるはずですが、「仕事」は大抵楽しくないです。

ですが、私たちは、「楽しくない」ことを「楽しくする」こともできると思うのです。



吉備国際大学の京極 真先生も言うとります。

「仕事が楽しい職種はない」⇒ https://www.kyougokumakoto.com/2018/11/not-happy-work.html

でも、「楽しくできるコツはある」と。


で、「モティベーションが重要」という中身について、山田の体験からお伝えしましょう。


山田は、臨床に出て26年になります。

初めは一人職場で、右も左もわからないまま「どうしたらいいのか」悩んだ時期でした。

「勉強しないといけない」とは知りつつも、「いざ、教科書広げて見ても」頭には入らず、何をどう勉強したらいいのかモヤモヤしていました。


いろいろ試した結果、「解剖を徹底的に勉強する」ということに着目しました。


ただ、闇雲に勉強しても頭に入らないので、例えば「上腕二頭筋」について考えるなら、「二頭筋はどのような条件が揃えば働くのか」というような、「条件設定」という課題を筋肉の働きと絡めて考えるようにしていました。

このアイディアは、登山に関する本を読んでいた時に見つけた知識でした。

その本には、「どんなに山登りが好きでも、ただ登っているだけでは飽きてしまう。山登りに何かを足すことで山登りを唯一の目的にするのではなく、例えば、地元の美味しいお店を探すとか花の写真をとりに山に行くなどのようにすることが、長続きする方法である」と書かれていました。

そもそも、勉強が好きな立ちではないけれど、「できるようになりたい一心で」勉強していたのですが、この「条件設定」という手法を身につけたことで、視野が広がりました。

「上腕二頭筋」で言うなら、二頭筋が働くためには、「上腕三頭筋」も働かないとならないし、上腕の筋群が働くためには、三角筋だって働いていないといけないし、三角筋が働くためには、 肩甲骨が肩甲・胸郭関節で安定していないといけないし、そのためには前鋸筋やらが働くための胸郭の安定が必要で……このように芋ずる式に、結局全ての筋のことを考えないと、二頭筋について考察を深めることができないことに気づいて……ここまで少しづつ自分の頭で整理していると、「よっしゃー!」って気分になるのですよ。

で、この「よっしゃー!」って気分はすこぶるやる気にあふれた状態になるので、結構おすすめです。

ですが、ここまで行くのには、やはり苦労が欠かせません。分かってしまえば、なんてことないことなのですが、人に説明出来るくらいに噛み砕いて自分にもわかるように説明出来るところまでとことん頭使って、確認して、って作業が必要です。でも、これができるようになると「楽しく仕事ができる」ので、結果的に「楽しく生きる」ことにつながると思います。

                                            

                                              

この「よっしゃー!」って気分を味わうために、「徹底的に症例検討」という研修会をやります。

頭から湯気が出るくらい徹底的に考えて、ディスカッションして、正解かどうかはわからないけど解決策を考案してみる。


そんな体験ができる研修会です。

苦労しても、「よっしゃー!」って気分を知りたい方はぜひ参加してください。

「苦労するのは嫌です」という方には来ていただかなくて結構です。

「よっしゃー!」、が楽しく生きる手段になるかどうかは、それぞれですものね。

山田は、「よっしゃー!」って気分を知って、「仕事」するのが楽しくなりましたけどね。



http://info74323.wixsite.com/rinsyou-gimonkai-smh/blank-5 ← コチラから、研修会の詳細に行けます。

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